「島らっきょう」は、
耐病性が強く、肥料の吸収も良い、更に干ばつや塩害・風害にも強い
など 栽培が比較的簡単な作物と捉えられております。
しかしながら、最適の土壌で栽培をしたならば
品質がより良くなり収穫量も多くなります。
おかぴ農園では、最適土壌の条件として次の3つの項目をピックアップ、
良質な多くの「島らっきょう」を収穫したいと考えております。
(来年に向けての植え付けには間に合わせたいですね・・・現在収穫中の土地には特に何もしておりません・・・)
①土壌pH 5.5~6.0
石垣島は基本的に酸性の土壌が多いですので、弱アルカリ性の石灰などを施用して調整が可能です。但し注意しなければならないのは、土壌のpHをアルカリ性から酸性に戻すことは難しく、最悪その土地ではパイナップルなどの酸性を好む作物は作れなくなってしまいます。
②水はけの良い軽量な土質
耕起時に十分な堆肥や籾殻など施用し土壌改良を実施。
③肥料の三要素 窒素、リン酸、カリウムの割合が均一になるような十分な施肥
十分な元肥(基肥)を施し、更に2~3回の追肥を実施。
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今後、
化学肥料は使わないようにする予定です
今後の目標については以上ですが、
現在「島らっきょう」収穫中の土地をちょっと見てみましょうか・・・
土壌pH 5.2~5.6 30mの畝 5か所を測定
※ちょっと低めですね・・・土壌pHは農業用の土壌酸度測定器なる便利なものがありますので、直ぐに測定できます。(育成不良の原因究明にも役立ちますよ)
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水はけ、悪いですね・・・
表面で水を弾く粘土質・・・
先日の大雨では畝間に水が溜まって洪水状態・・・
これでは株の腐敗が発生しちゃいます・・・尚、土壌改良の堆肥など一切入れておりません。
すみません、
画像削除してしまいました・・・
十分な肥料ではないですね・・・元肥無し、4月に芋用の肥料を1回追肥しているだけです。
※現在お世話になっている地主さんより、
「来年以降パイナップルを植える可能性がある」とのことで、
肥料は極力使わないことにしております。
今年は試行錯誤の年でしたので、「島らっきょう」も一時的な土地での栽培となっております。
来年以降の「島らっきょう」栽培の土地については・・・・・なんと現在契約に向けて調整中です。
契約が決まりましたら 耕起~耕耘・施肥・植え付けの進捗を
本ブログにてお知らせしてまいります。失敗だらけかと思いますがお楽しみに!!!
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