先週末 牛糞堆肥をいただいているメンター様の牛舎から
生後3日の子牛が居なくなりました。
11月11日に生まれたばかりの子牛・・・
11月14日の朝 突然 居なくなっていたのです。
子牛と母牛の居た 囲い内は 荒らされた形跡は有りませんでしたが、
囲い外側の 近くにあった角材やスコップが 倒れていたという状況でした。
前日の11月13日は ひねもす雨で 明け方まで降り続いており
屋外に足跡などは残っておりませんでした・・・
メンター様と一緒の所用があり
14日の朝 牛舎で落ち合った時に 子牛が居なくなっているのが発覚。
二人で 小一時間周辺を捜索したのですが 見つからず・・・
所用は おかぴー一人で行きましたが、
メンター様は その後も 応援を呼び 牛舎周囲を捜索、
近隣農家の聞き込みなども行ったのですが
全く手掛かりは 見つからない状況でした・・・
メンター様曰く
母牛の乳が かなり膨れておることから 前日の早い段階から居なくなっている。
囲いから出ても 母牛から離れないし戻ってくる ので変である。
とのこと。
北関東周辺で発生している事件が おかぴーの脳裏をよぎりますが、
とりあえず もうしばらく様子を見てみよう と言うことになり
警察への届出はせずにおりましたところ・・・
4日後の 18日の朝 子牛が見つかりました。
子牛は
牛舎隣の おがくずを 保管している倉庫の
一番奥の隅のほうで 死んでおりました。
おがくず倉庫裏庭で
物凄い 腐臭と ハエの大発生があり
見つけることが出来ました・・・
黒い物体が 子牛の死骸です。
おがくずに埋もれており 形ははっきり判りませんが
強烈な 腐臭と ウジ虫が黒い表面を うごめく様子が確認できました・・・
子牛は 自らの力で 囲いから脱走し
雨が降っていたので
隣のおがくず保管倉庫に 雨を避けるように迷い込み
何故か おがくずの山を乗り越えて行き
奥の隙間に 落ちてしまったのでしょう。
死因は 落ちた体勢が悪ければ おがくずによる窒息死かもしれません・・・
北関東で起こった犯罪とは違う結果であったことには胸を撫でおろしたのですが・・・
メンター様の無念さを思うと
気持ちは晴れず 切なく やりきれない・・・
石垣島を代表するブランド牛「石垣牛」になるはずの子牛だったのに・・・
センチメンタルなおかぴーとは対照的に
メンター様は 子牛の死を受け入れ 既に次に向かって歩み始めております。
農業とは
人事を尽くして天命を待つ
とにかく進め!
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