夏場の島らっきょう

収穫

沖縄県では、そろそろ収穫が終わりに近づく島らっきょうですが、

この時期、沖縄では来期の種球用として

ほとんどの島らっきょうを掘りあげます。

おかぴ農園では、細々とではありますが、収穫を続けております。

夏場になると、外側の葉から枯れ始めるんですよね。

そして5月頃より、

土寄せを行っている島らっきょうを中心に、カビが発生しやすくなります。

土寄せによる軟白部分は、この時期からの高温と湿度で傷みやすいからでしょうか・・・

茎と軟白部分のあたりにカビが発生し、

放置しておくと鱗茎全体にカビが広がり、根にもドロドロに溶かしながら繁殖し、

最終的には、葉を全て枯らし、鱗茎もドロドロに溶かしてしまいます。

更に放置しておくと、

周囲の島らっきょうにもカビが広がります・・・

ドロドロになった鱗茎にはハサミムシが居りますね。

腐敗しかけた島らっきょうを食べているのかな?

ハサミムシ – Wikipedia

こちら、夏場のおかぴ農園の島らっきょうです。

植付けから、そろそろ7カ月になります。

土寄せをしていないので小ぶりです。

空気に触れやすい部分は、茎の付け根を中心に淡い紫色に変色しておりますが、

鱗茎の上部が緑っぽくなっている個体も見受けられますね。

この緑っぽい状態、収穫初期の頃には見られなかった現象です。

秋からの成長に向けて

茎になろうとしているのかな?

野菜のとうが立つというのがあるのですが・・・花が咲きそうな感じではないですね。

この緑っぽい部分ですが、

食べてみると割と香味が強く、悪くはないです、と言いますか美味しかったです!!!

新たな魅力発見!?

収量が落ちて、見た目は小ぶりで色づきも色々有りと今一つ・・・

夏場の島らっきょうは難しいですね~

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